ブログ開設 するにあたっての 手順 および ポイント をまとめてみました。( その4 )

2021年4月19日

この記事は ブログ開設 する際にいろいろと試した 手順 や ポイント をまとめた記事となります。( その4 )

ブログ開設するにあたっての手順およびポイントをまとめてみました。(その3)の続きです。

SSLアグリゲータ(nginx-proxy-automation)設定

SSLアグリゲータは私が呼びやすいので勝手にそう呼んでいるだけです。
本当にアグリゲートしているかはわからないので温かい気持ちで読んでください。

参考にしたサイトの説明が少し古かった。そしてスクリプトエラー

私にも理解できそうなサイトを参考に作業を進めていきましたが、対象のプロダクトがバージョンアップされたためか
記載通りには進められませんでした。clone対象のサイトにアクセスし、最新の手順で進めます。

yum install -y git wget 
git clone --recurse-submodules https://github.com/evertramos/nginx-proxy-automation.git nginx-proxy 
cd nginx-proxy
cd proxy/bin
./fresh-start.sh

と進めてきたのですがエラー・・・

'docker' is not running...

調査したところ…/nginx-proxy/basescript/check/check-docker.shのスクリプトの構文エラーのようでした。

L46 if [[ !
docker info > /dev/null 2>&1;
then   ← 修正漏れ?

仕方がないので1つ前のリビジョンの実装に置き換えました。

L46 if [[ ! "$(systemctl is-active "$DOCKER_COMMAND")" == "active" ]]; then

※最新版にて問題は解消されているようです。

そして再実行

./fresh-start.sh

今度はうまく進みました!

対話形式でビルドが進む

このスクリプトを実行後、対話形式で処理が進んでいきます。
基本的にデフォルトのままでいいと思います(なにも考えないでエンターキー)
バージョンの選択質問が2回ほど現れますがこれは一番大きな値を選択しておけば問題ないでしょう。

対話の中でメールアドレスを聞いてくるところがあります。
英語なのでわかりにくいのがよく見て入力しましょう。
これを忘れると処理は進んでも途中でエラーになったとおもいます。
このメールアドレスは次の手順で使用するので覚えておいてください。。(以降メアド)
ちなみに以下のようなメッセージが表示されます。ここでメアドを入力しましょう。

You must inform a valid email address in order to continue....

対話形式の処理が終わると自動的に設定ファイルが調整され3つのコンテナ起動します。
・proxy-web-auto・・・これがアグリゲータのコア(と思っています)。まぁプロキシですね😎
・letsencrypt-auto・・・Let’s Encriptの証明書を自動で取得します。(この時点では取得にはいかないようです)
・docker-gen-auto・・・謎です。docker.sockを渡しています。ちょっと怖い

余談
ドメインの指定(www.ik-genety.com)をここで行うんだろうと思っていたのですが違うようです。どういう仕組みなんだろう・・・。

ファイルアップロードで躓かないための設定

この時点で次の設定をしておきましょう。
WordPressでプラグインや大きなファイルをアップロードする際に必要な設定です。

nginx-proxy/conf.d/uploadsize.confを
nginx-proxy/data/conf.d にコピー。
その後コピーしたファイル内の値を以下のように変更

client_max_body_size 512m;

この作業が終わったら以下のコマンドでコンテナを再起動させ、設定を読み込ませます。

docker-compose restart proxy-web-auto

ついでこちらも今のうちに載せておきます。覚書です。(別の記事でも再掲します。)

wordpress-letsencrypt/conf.d/php.ini
upload_max_filesize=512M
post_max_size=512M

というところで今日はここまでです。構築完了までもう少し・・・のはず!

2021/04/03 修正・・・php.iniの設定値は「MB」ではなく「M」でした。申し訳ありませんでした。

環境構築IT

Posted by raika@blog